私へ
目が覚めたら夢は終わってしまっていた
今日は昨日よりもとても素敵な今日になったらなぁ
いいのになぁ
道端の花がとても逞しく咲いていた
夕焼けの雲はよく見ると七色に輝いていた
泣きたくなった
届きそうな空
手を延ばしても何も掴めやしないけど
それでもいいだなんて思ったりする
ただ、ありのまま
季節が流れて
何もかもすべて
受け入れられるようにもなれたら
その時もきっと世界は
変わらずにあるだろう
ただ、ありのままに
私の力ではどうにもならない事ばかりだよ
それでもいつも人は一体何を頼りに前へ進むのだろう
あぁ、何げない普段の景色
どんな時もきっとそこにあってくれるから
どこか懐かしくて切なくて
泣きたくなるよ
叶わない夢を
毎夜思い描いては眠るいつだって
目覚めたら退屈な
今日が始まって
もどかしくて
木々が風に舞って
星がまたたいて
いつもそこにある「いつも」みたいに
僕もいつかそうやって今を
生きることができたらなぁ
ただ、ありのままに
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